→→→ 虚ろなる地

石碑を調べると……
突如ジェムが現れ、フリックをどこかへ連れていく……


フリック「何だかさびしいところだな
     でも何でだろう ここには来たことがある気がする……
     ティス……ティスはこのどこかに……?

 →12面までクリア


マナの王「さあ、それではお前に力を貸してもらおう
ティス「力? あなたに貸す力なんてないわ!
マナの王「いや……お前には大きな力がある その力が、私には必要なのだ
ティス「!
マナの王「呼ぶのだ、マナの胚(はい)を!
ティス「マナの胚……?
マナの王「この はいきょのどこかにマナの胚はねむっている
      マナの胚にたくわえられた力をもちいれば
      暴走の最後の仕上げとなり 世界を飲み込むだろう
ティス「マナの暴走とか世界を飲み込むとか……どうしてあなたはそんなことばかり言ってるの?
    本気で世界を滅ぼすつもりなの?
マナの王「フッ……私は世界をマナで満たそうとしているにすぎん
      その過ていでキサマらゴミがどうなろうが私には何の興味もない
      さあ、呼べ! マナの胚を!
ティス「……
マナの王「お前が呼びかけさえすればマナの胚はかならず応える
      さあ、マナの胚を呼べ!
ティス「……お断りします
マナの王「何?
ティス「あなたのほうこそその剣を……聖剣を返しなさい
    もうこんなことは、やめて
マナの王「お前は自分の立場がわかっていないな
フリックの声「やめろッ!

フリックが現れた!


ティス「フリック!
マナの王「おやおや、飛び入りか……いつもいつもご苦労なことだな
フリック「大丈夫、ティス?
ティス「ええ
フリック「ここはいったい、どこなんだ?
ティス「私にもよくわからないけど……ここには来たことがある……そんな気がする
マナの王「イルージャ……マナの聖域だよ、ここは
フリック「えっ?
ティス「マナの聖域……、ここが?
マナの王「そうだ ただし、はるか何千年も先のな
フリック「何だって!?
マナの王「マナの暴走は、時空をねじまげる
     そのため、未来のイルージャが引き寄せられてしまったのだ
ティス「そんな……この はいきょがイルージャなの?
マナの王「間違いなく、な
     フン、見るがいい マナの聖域のなれの果てを
     これが、お前たちが愛し信じるものの しゅうえんだ
     あらゆるものはいずれ倒れ失われていく……マナとて、例外ではない
     滅び去るのだ、何もかもがすべて失われてしまうのだよ
フリック「……
ティス「……
マナの王「だが、終わらずに戻ってくる者もいる……
フリック「……!?

暗い場所にいるフリック
突如まぶしい光が!
そこから人の影が現れる……


聞き覚えのある声「フリック
聞き覚えのある声「フリック!
フリック「そ、その声は……!
聞き覚えのある声「フリック!
フリック「こ、これは……、まさか……!?
聞き覚えのある声「そうだ 私たちだよ、フリック
聞き覚えのある声「マナの暴走のおかげで帰ってこられたのよ こうしてお前のもとに
フリック「そんな……、ウソだ! 違う!
     みんな、死んだ……! あの災禍(さいか)の中でみんな……!
お父さんの声「ウソじゃない 私だよ、フリック
お母さんの声「私よ、フリック
おねえちゃんの声「まさか、あたしがわからないの?
フリック「父さん……、母さん……ねえちゃん……

影の方へ近づこうとするが……!


ティスの声「フリック! フリックッ!
フリック「はッ!
ティス「大丈夫、フリック?
フリック「い、今のはいったい……?
マナの王「なつかしい人たちの声が聞こえたかな……?
フリック「何ッ?
マナの王「周りをよく見たまえ

影があたりを徘徊している


フリック「こ、この影は……?
マナの王「失われた者たちさ
     私は失われた命の集まりであり
     彼方(かなた)とこの世界とのつなぎ目なのだよ
フリック「失われた者……?
マナの王「マナの暴走によってよみがえった、百万の顔 百万の名、百万の声……
     失われ、マナに還(かえ)ったあまたの生命……それが私なのだ
フリック「バカな……!?
マナの王「キサマもすぐにその1つとなる ここで果てるがいい マナに飲まれて……!

影たちが集まり、帰還せし者となった!


 vs帰還せし者

帰還せし者を倒した!


影たちが姿を現した


「フリック……

なにかを差しだし、消えていった……


フリック「……

 木ぼりの馬を手に入れた


マナの王「フン、使えぬヤツらだ とんだ茶番だったな
フリック「キサマッ!

マナの王に駆け寄るが跳ね返された!


フリック「ぐッ!
ティス「フリック!?

ティスがフリックに駆け寄る
マナの王がマナの剣を構えた


マナの王「ならば、私自身の手で終わらせてやるぞ!
フリック「くッ……!
ティス「1つ聞いてもいいかしら?
マナの王「何だ?
ティス「あなたは聖剣を何だと思っているの?
    その剣で敵を傷つけ、倒すことしか考えていないのでは?
マナの王「何が言いたい?
     マナの剣とて、しょせんは武器だ 相手を傷つけ、倒すための道具だ
ティス「いいえ 聖剣は……、マナの剣はただの戦いの道具ではないわ
マナの王「フン 世迷い言(よまいごと)を!
     今さら、何を?
     この剣をめぐって、どれほどの生命が失われることか
     どれほどの血が、流されることか
ティス「……
マナの王「そこをどけ ジャマをするなら、キサマもきる
     マナの胚(はい)はあとで別の手で……
     むッ!?

またもやジェムが現れ、行く手を阻む!


マナの王「輝石(きせき)……!
     ちっ、いまいましいヤツらめ どこまでもジャマをすると言うか?
     目ざわりだ、消えろッ!

ジェムをはねのけた!


マナの王「お前たちも、消えるがいい!
フリック「ティスッ!

雷を発す!


ティス「う……!?
フリック「はッ!?
マナの王「コイツは……!?
     マナの胚!?

3人の間になにやら光るものが現れた


ティス「何ですって!?
マナの王「フフフ フハハハハ
     女神よ、そうですか これさえあれば、マナの暴走の最後の仕上げができる
     終わるのだ。何もかもが!
     待っているがいいすぐに世界をマナに還(かえ)してやる!
     ハハハハ……!

マナの王は消え去った……


フリック「待てッ! 待てって! クソッ!
ティス「マナの胚……彼はあれが暴走の仕上げになるとそう言っていたわ
フリック「何とかしてアイツを止めないと!
ティス「……
フリック「心配してても始まらないって!
     とにかく一度、村に戻ってみんなで作戦会議だ
ティス「フリック……そうね 一度、村に戻りましょう

 →マナの村


ワッツ「未来のイルージャはボロボロの はいきょになってたっていうのか?
フリック「ああ マナの樹もかれていた……
モティ「遠い未来で何らかの原因でマナの樹はかれ イルージャははいきょとなった……
ティス「でも、マナの樹は死んでいなかったわ
    くち果てたように見えても 地中深くで新たな命の芽をいだき
    じっと再生のときを待っていた……
モティ「おそらく、あなたたちが見たマナの胚(はい)というのは
    マナの樹の新たな命の芽ぶきなのでしょう……
フリック「マナの樹の……新たな命
ワッツ「で、あのヤロウは、そいつを持ってどこへ行ったんだ?
一同「……
ワッツ「クソッ! かんじんのマナの女神は何でずっとだまったままなんだ?
    マナの力の暴走ってのはひょっとして女神自身が……
ティス「それはありえません 女神はだまったままじゃない
    聖剣をこの世につかわしたのも 何か考えがあってのことではないでしょうか?
ワッツ「そ、そりゃまあ、そうだな
ティス「とにかく今は、何とかして彼の居場所をつきとめないと
ワッツ「ふっ、ちげえねえ ティスの言う通りだ
    問題は、どうやってアイツの居場所をつきとめるかだな……
トレント「ヤツは……マナの王はマナの暴走の中心におるぞ
フリック「トレント! ガイア! 無事だったのか!
トレント「ふおっふおっ……そう簡単にはくたばらんよ
ワッツ「マナの暴走の中心ってのはいったい……?
ガイア「暴走の中心とはマナの力の源たる場所……
トレント「そんなところで新たな力に満ちたマナの胚を解放させたらどうなると思うね?
モティ「……マナの力が ほうわして制ぎょ不能に……!
ワッツ「それが最後の仕上げってわけか!
フリック「トレント、ガイア、教えてくれ!
     アイツは……マナの王っていったい何者なんだ?
トレント「マナの王もマナの女神より生まれし者
     しかしアイツは女神のみこころを理解せず
     この世界をマナで満たすことしか考えておらん
     それゆえ、あらゆる手段をもちいてマナの力を暴走させ
     世界をマナに飲み込ませようとしておるのじゃ
ガイア「マナの王はこの世界からすべてをはいじょし
    マナで満たされた世界を創り出そうとしている
    マナの胚があやつの手に渡った今 それはもう時間の問題……
モティ「そ、そんな……
ティス「一刻も早く、彼を止めなくちゃ!
フリック「暴走の中心って……それはいったいどこに?
  ガイア「マナの樹の根元の地下深く……
フリック「マナの樹の地下だな……よしっ!



 次の目的
暴走の中心はマナの樹の根元にあるらしい
マナの胚が解放される前に止めないと


トニオじいさん「ティスから聞いたぞ つらい戦いを経験したそうじゃな……
        マナの王という男 何と非道な……

ポップ「マナの女神様はどうしてマナの王っていうヤツをやっつけてくれないのかな……
    ねえ、にいちゃんがやっつけちゃいなよ!

ワンダラー「時空をこえて、未来のイルージャが現れたというのにゃ?
      その世界にもマナの女神はいなかったのにゃ?
      まさかマナの女神はすでに……いやいや、そんなことは絶対にあり得ないにゃ

タンブル「家族の影と戦ったんですって?
     ティスをさらったり人の思い出をよごしたり……マナの王って本当に最低なヤツね

ワッツ「ジェムがお前のことを守った話をボン・ボヤジにしたら
    ジェムには意志があるのかもしれねえって言ってたぜ
    石コロに意志があるなんてワシには信じられんがなあ……

パンサ「石コロに意志があるなどふつうならヨタ話にしか聞こえんが
    いだいなボン・ボヤジ博士のお言葉となれば信じるしかないだろうな

シェイド「マナの王は、世界をマナで満たそうとしているのだ
     ヤツにとってはそれが使命なのだ
     その使命の前にはお前たち人間も、我ら精霊もジャマなゴミでしかないのだな

ハンナばあさん「なくなった両親と戦わされたとは何とふびんな……
        マナの王という男 許し難い悪党じゃな
        フリックよ 泣きたければ泣いていいんじゃぞ



→→→ にじの花畑

フリック「ティス
ティス「あ、フリック
フリック「その後、新しい発見はあった?
ティス「役に立ちそうな情報は見つかってないの ごめんなさい
フリック「そっか……
ティス「でもおもしろいものを見つけたわ
フリック「おもしろいもの?
ティス「これ。日記よ
フリック「日記?
ティス「前にドラゴンを倒した日記があったでしょ? あの人の日記みたい
フリック「へえ、どれどれ……




冒険者の日記2


月×日
約2年ぶりに故郷ジャドへ戻ってきた。
私がジャドへ戻ったのは『ある目的』を果たすためだった。
この時期、ジャドの砂漠には美しいにじ色の花がさく。
広大な砂漠一面ににじ色の花畑が広がるのだ。
ただその花は、しゃく熱の砂漠のずっと奥にしかさかないので、
ジャドの人間でもなかなか見ることができない。
私も過去2回ほどちょうせんしたことがあるが、
2回とも、とちゅうで力つきてしまい、あやうく命を落としそうになった。
だが、ここ数年、旅を通じて私は数多くの経験を積んだ。
自分で言うのもなんだが、以前にくらべたら、私は冒険者として格段に成長しているはずだ。
今度こそ砂漠にさくにじ色の花をこの目で見る。
それが私がジャドに戻ってきた理由だった。
ひとばんゆっくり休息をとった私は、準備を整え、砂漠の奥地をめざして出発した。
砂漠はしゃく熱じごくだった。強い日差しと焼けた砂……上と下からものすごい高おんで熱される。
私が肉のかたまりなら、こんがりおいしく焼けていることだろう。
まる1日、ひたすら歩き続けた。
以前の私なら、とっくに音をあげていただろうが、今の私にはたいしたことはなかった。
多少あせはかいたが、フロに入っていると思えば、砂漠のあつさも心地よい。
そして2日目。
砂漠の奥のそのまた奥へたどりついた私は、目の前に広がるこうけいを見て、言葉を失った。
美しい花が、あたり一面にさきほこっていた。

しかもその花びらは、うわさどおり、にじ色に輝いていた。
世界中を旅して回った私でも、これほど美しいこうけいは見たことがなかった。
まさに夢のようなこうけいだ。
私の両目から、熱いあせが流れ落ちた……。




 冒険者の日記2を手に入れた


フリック「砂漠に花畑……本当かな?
ティス「ドラゴンの話も本当だったでしょ? きっとこれも本当の話よ
フリック「ああ、そうかもな
ティス「にじ色に輝く花畑なんてロマンチックだと思わない?
フリック「ああ。すごくきれいだろうな
ティス「そうね 見てみたいなあ、にじ色の花……
フリック「ちょっとジャドに行ってみようかな
ティス「えっ?
フリック「にじ色の花 まだあるかもしれないだろ?
     つんできてやるよ 見てみたいんだろ?
ティス「そ、そりゃ見てみたいけど……そんな時間あるの?

 →大丈夫 あっという間だよ

それもそうか そんな時間ないよな……


フリック「大丈夫。花をつんでくるくらいあっという間だよ
ティス「でも……
フリック「オレも興味あるんだよ その花に。じゃ、行ってくる!
ティス「早く帰ってこなくちゃダメよ

 →紅き砂の砂漠
10面までクリア


フリック「花畑なんかどこにもないじゃないか
     あの日記 ウソだったのかな……

帰ろうとするフリック
ふと何かに気づく


フリック「これは……種?

 植物の種を拾った


 →マナの村


フリック「ただいま
ティス「おかえりなさい 花は見つかった?
フリック「いや。どこにもさいてなかったよ
ティス「やっぱり……
フリック「やっぱり? やっぱりって、どういうこと?
ティス「これを読んでみて あなたが出かけたあとで見つけた日記よ
フリック「日記……?




冒険者の日記3

月×日
私は今、ジャドの砂漠にいる。かつてここには、にじ色に輝く花が見渡す限りさいていた。
だが、花はおろか、雑草一本生えていない。かわいた砂のこうやが広がるばかりだ。
世界をおそった災禍は、あの美しい花を一本残らず消し去ってしまった。
マナの女神の力によって、世界は滅亡をまぬがれた。
災禍によるひがいはあまりにも大きかったが、
人びとは力を合わせ、少しずつではあるが、世界は復興しつつある。
いつになるかはわからないが、この砂漠にふたたび花がさく日も来るだろう。

私はそう信じたい。

これから私はそこくへ戻り、調査隊をそしきしようと思っている。
世界各国から志願者をつのり、マナの樹があるイルージャ島へ調査に向かうのだ。
幸い、イシュの古い友人も、このプランにさんどうしてくれている。
彼の行動力があれば、世界各国のしどう者たちをまとめるのも難しくはないだろう。
なぜあのような災禍が起こったか、そして我々を救ってくれたマナの女神とは何者なのか。
すべてのなぞを解くカギはマナの樹がにぎっているに違いない。
イルージャ島に行けば、何か発見があるはずだ。きっと……。




 冒険者の日記3を手に入れた


フリック「砂漠の花は災禍(さいか)で焼けてしまったのか……
ティス「ええ 悲しいけど、そうみたい……
フリック「災禍のつめあとは、あまりにも大きく、深いってことか……
ティス「そうね……日記の文面からも悲しみやらくたんが伝わってくるわ
フリック「ところで、この日記に
    『世界各国から志願者をつのり、マナの樹があるイルージャ島へ調査に向かうのだ』
     って書いてあるけどさ
ティス「ええ
フリック「もしかしてこの日記を書いたのは……

フリック「村長!
モティ「やあ、フリック どうしました、そんなにあわてて
フリック「村長ってすごい冒険家だったんだな
モティ「何を言い出すかと思えば……だれがそんなことを?
フリック「日記を読んだんだよ 書庫にあった、村長の日記をさ!
モティ「なるほど、そういうことですか
フリック「さあ 砂漠の花って、キレイだったのか?
モティ「ええ。それはキレイでしたよ にじ色に輝いて……
フリック「オレもさっき、ジャドに行ってきたけど砂漠しかなかったよ
モティ「10年前に焼けてしまいましたからね……
フリック「でもさ、砂漠でこれを拾ったんだ 何かの種みたいだけど……?
モティ「そ、それはまさか……砂漠にさく花の種!
フリック「ホントに?
モティ「ええ。間違いありません 大発見ですよ、フリック!
    それを育てればふたたび砂漠に花がさきます!
フリック「やった! わざわざ砂漠に行ったかいがあったぜ!
モティ「その種は私が預かります
    ボン・ボヤジ博士にお願いしてさいばいしてもらいましょう
フリック「花がさいたら教えてよ
モティ「もちろんですよ
    そうだ これはすばらしい発見に対するささやかなごほうびです
    受け取ってください

 お礼にバルムンクをもらった


フリック「ありがとう、村長!
モティ「いいえ 感謝するのは私……いえ
    いずれ世界中の人々があなたに感謝するはずですよ
フリック「そんなに言われたら照れるぜ へへっ。じゃあな!
モティ「ありがとう、フリック



→→→ フクザツな事情

フリック「やあ シームーン
シームーン「あら、フリックちゃん こんにちは
       毎日、世界のためにがんばってるようね
フリック「ああ 聖剣に選ばれた者としてはそれにふさわしいかつやくをしないとね
シームーン「そうね みんなあなたを頼りにしてるわ もちろん、私もね
フリック「期待にそえるようにがんばるよ
シームーン「……ねえ フリックちゃん
フリック「何?
シームーン「私の個人的な期待に応えてくれる気はあるかしら?
フリック「個人的な期待って……?
シームーン「このピアスをトップルのどうくつの奥にある地底湖に捨ててきてほしいの
フリック「へっ? どうしてわざわざトップルまで行くのさ?
シームーン「理由は聞かないで
       オトナの女には人に言えないフクザツな事情がいろいろあるのよ
フリック「フクザツな事情ねぇ……
シームーン「私の個人的なお願いだから無理強いはできないけど
       トップルまで行ってもらえないかしら?

 →いいよ それくらいお安いご用さ

悪いけど平和になるまで待ってよ


フリック「いいよ それくらいお安いご用さ
シームーン「ホントに? ありがとうフリックちゃん!
フリック「トップルの地底湖に捨ててくればいいんだね?
シームーン「ええ。頼むわね
フリック「それじゃあ、行ってくるよ

 サンゴのピアスを受け取った


 →星の湖
10面までクリア


フリック「シームーンが言ってたのはここだよな……
     ここに捨てればいいんだな

ピアスを投げ捨てた


なぞの声「さよなら……
フリック「えっ?
     気のせいかな……?
     さてと、それじゃ帰るとするか

 →マナの村


シームーン「お帰りなさい フリックちゃん
フリック「言われた通りの場所に捨ててきたよ
シームーン「ありがとう やっぱり頼りになるわねフリックちゃんは
フリック「ねえ、やっぱり教えてもらえないかな フクザツな事情について
シームーン「ごめん こんな危険な仕事をお願いしたんだから
       ホントは話すべきなんだろうけど……
       聞かないでくれるかな フリックちゃん
フリック「シームーン……
シームーン「どうしても聞きたいって言うなら話すけど……
フリック「いや、いいよ
     オレも、人の過去をせんさくするほど悪しゅみじゃないからさ
シームーン「ありがとうフリックちゃん
       あんた、いいオトコになるわよ
フリック「ところであのピアスを捨てたとき
     さよならって声が聞こえたような気がするんだ
シームーン「えっ?
フリック「まあ、空耳だとは思うんだけど……
シームーン「……そうね きっと風の音がそう聞こえたのよ
フリック「うん それじゃ、オレ、帰るね
シームーン「いろいろありがとう フリックちゃん

 お礼にマニープレートをもらった


フリック「また何かあったら気軽に話してよ。それじゃ!

立ち去るフリック


シームーン「さよなら、あなた……



→→→ 生まれ落ちた光の神獣

ウィスプ「ねえ、フリック
     マナの暴走を早く止めないと大変なことになるんじゃないの?
フリック「そんなこと言われなくてもわかってるよ
ウィスプ「私にも何かできることがあればいいんだけど……
フリック「ありがとう その気持ちだけで十分だよ
ウィスプ「……そうだわ
     ライトゲイザー様なら何かご存じかもしれない
フリック「ライトゲイザー様?
ウィスプ「光の神獣(しんじゅう)よ
     マナの暴走のせいで凶獣(きょうじゅう)になっていたのを
     あなたがもとの姿に戻してくれたの
フリック「光の神獣か……
     神獣なら何か知ってるかもしれないな
ウィスプ「ライトゲイザー様は今、虚ろなる地にいるはずよ
     行ってみたらどう?

 →よし、行ってみるよ

いや、自分で何とかしてみるよ


フリック「よし、行ってみるよ
ウィスプ「ライトゲイザー様によろしくね
フリック「わかった。それじゃ!

 →虚ろなる地

10面までクリア

フリックの前にライトゲイザーが現れた


フリック「あんだがライトゲイザーか?
ライトゲイザー「キサマは……あのときの人間か……何の用だ?
フリック「今、この世界に起こっていることについて教えてほしいんだ
ライトゲイザー「いいだろう。何を知りたい?

 →家族の影について

時空のゆがみについて


フリック「どうして死んだ父さんたちの影が現れたんだ?
ライトゲイザー「死せる者たちはマナへと還(かえ)り安らかなねむりにつく
         だが、マナの暴走により死者のねむりがさまたげられた
フリック「ねむりが……?
ライトゲイザー「ねむりからさめた死者たちは行き場を失いさまよっていた
         マナの王はさまよえる死者を影として操る術を持っていた
フリック「でも、死者なんて数え切れないほどいるのに
     マナの王はどうやってオレの父さんたちを?
ライトゲイザー「キサマの家族を見つけたのはマナの王ではない
フリック「えっ?
ライトゲイザー「死者たちは思い出や未練に引き寄せられる
         キサマ自身が家族の影を引き寄せたのだ
フリック「そ、そうだったのか……
     ありがとう、参考になったよ
ライトゲイザー「背負いし宿命の重さに負けず戦いぬけ。人の子よ……
         さらばだ……

ライトゲイザーは去っていった


 らいこうを拾った


フリック「さよなら、ライトゲイザー……



inserted by FC2 system