→→→ 生命の道

大樹の根元へやってきたフリック


フリック「この地下にマナの王がいるんだな!

ティスがやってきた


ティス「待って、フリック!
フリック「ティス
ティス「たぶんこれが最後の戦いになるわ
    彼もそう思ってるはず……
フリック「ああ
ティス「……
フリック「どうしたの、ティス?
ティス「……みんなが命がけで戦ってるのに 私は何もできない……
    自分の無力さが情けなくて……
フリック「何言ってるんだよ ティスは何度も助けてくれたじゃないか
     ティスの支えがあったからオレはここまで戦えたんだ
     ティスは無力なんかじゃないよ
ティス「フリック…… ありがとう
フリック「さあ、暴走の中心へ向かうぞ!
     ……って、どうやって行くんだ?

フリックの持ち物がなにやら光を放ち始めた


ティス「フリック それは……?

木彫りのおもちゃを取り出した


フリック「馬のオモチャだよ マナの聖域で拾ったんだ……
ティス「どうしてそれが……

木彫りのおもちゃが根元へ向かい……
ゲートを開いた!


フリック「こ、これは……
ティス「もしかしたら 地下へつながる道……?
フリック「……よーし、行ってみるか!
ティス「無事に帰ってきてね フリック
フリック「ああ

 
 →12面までクリア


マナの王「ようこそ マナの暴走の中心たる生命の道へ…… 待っていたぞ
      まもなくだ……もうすぐこの星はなす術もなくマナの海に飲み込まれる
      美しい真の生命の輝きに包まれるのだ
      すべては永遠のマナへと還(かえ)る!
      ククク……、ハハハハ……!
フリック「そんなことをして いったい何の意味があるんだ?
マナの王「意味……? 意味だと? この世に意味などあるものか
      人間が、それぞれに勝手な尺度を押し当ててるに過ぎん
      そして お前たちの作り上げた意味にそれこそどんな意味があると言うんだ?
      すべて幻……虚像(きょぞう)に過ぎん
フリック「……

マナの剣を構えるマナの王


マナの王「さて、ではそろそろ決着をつけるとしようか
      観客が一人もいなくては せっかくのショーが台無しだからな
      キサマの目の前でマナの胚(はい)をたたき割ってやる!
フリック「やめろ!
マナの王「マナよ、すべてを飲み込め!
      はあッ!!

マナの胚へ切りかかった!
が、突如現れたジェムたちの力で守られた!


マナの王「な、何だ、これは……?
      まぜ輝石(きせき)にこんなことが……!?
      マナの力の単なる結晶ならばこのような芸当は……
      はッ、まさか……!?
      そうか、これは……この輝石は 命のきおくの結晶……!?
      マナの力によってのこされた 未来の、様々な生きる意志の断片というわけか!
      聖域の はいきょから流れ出したな!
      ちいッ、ふざけるな! こんなものでこの私が止められると思うなよ!
      ええぃ、ジャマするなッ!!

何度も切りかかるが、びくともしない!


マナの王「まさか……!? マナの剣が歯が立たぬだと!?
      そんなバカな……!?

 
 →アニメ挿入


ティス「聖剣は……マナの剣は ただの戦いの道具ではないわ
    あなたにはジェムの声が聞こえないの?
    それでも生命は続いて行く、と
    そこに 真の意味はあるのだと……

マナの王から雷が発される!


マナの王「だまれ、だまれッ!!
      輝石(きせき)もキサマももろともにほうむり去ってやる!
      これが最後だ!
       行くぞッ

 vsマナの王

→一定ダメージを与える


マナの王「フン、少しはやるようだな
      だが、キサマのようなムシケラに私を倒すことなどできるはずがなかろう
      次は本気だ かくごするがいいッ!

マナの王を倒した!


マナの王「クッ……!
      マナの女神はこの世界に降りたったばかりで
      女神自身、まだ自分をきちんと はあくできていない
      そのため、おさえきれずに力が勝手にあふれ出した
      それは、女神から独立した意志を持った存在となって
      自らの力によい 喜び、かけ回っているのだ
      笑い声をあげながらこの星のそこらじゅうを
      まるで、何も知らぬ生まれたばかりの幼子のように……
      そう、マナの暴走する力はマナのみどりごなのだ
フリック「マナの、みどりご……
マナの王「マナの胚(はい)はあの娘に渡すといい
      彼女になら、あの胚の真の使いみちが見つかるはずだ……
      そして、この剣はお前が受け取れ

マナの剣をフリックに渡す


マナの王「最初のマナの柱がイルージャにふき出したとき
      あの塔で剣をお前にたくしたのは女神だ……
フリック「ああ、わかってる 何となくそんな気がしてた……
マナの王「自分では手に負えない力の暴走をお前に止めてほしかったのだろう
      だが、それが女神にできるせいいっぱいだった
      マナの樹自体 ふき出したマナの柱……
      暴走する力にしばられて封じられてしまったからな
フリック「お前……女神がマナの暴走を止めようとしていたことを知っていたのか?
マナの王「笑ってしまうだろう?
      私とマナのみどりごを生んでおきながら
      女神は我々を止めようと必死でもがき苦しんでいたんだぞ……
フリック「それがわかっていて どうしてお前は……!
マナの王「それが私だからだよ
フリック「何?
マナの王「マナで世界を満たすために生まれたのが私だ
      私は、自分の務めを果たそうとしたに過ぎぬ
      そして、その務めは今もまだ終わってはない……
フリック「……
マナの王「輝石(きせき)……ジェムは
      マナの力と、この星の生命の生きる意志の ゆうごうか……
      お前たちとジェムと……マナの力を相手に はたしてどこまでやれるのか……
      私は、マナの力を……マナのみどりごを
      どこまでも自由に解き放ってやりたかったのだ……

フリックの方へ向き直ると


マナの王「私は、マナの王!
      見るがいい、星よ 我が最期(さいご)を!
      受け取れ、我が子よ! 我が命!
フリック「はッ! やめろッ!!

マナの力の奔流へ身を投じたマナの王!
力が暴走しはじめた!


フリック「しまった!
     ちくしょう、まずいッ!! マナの力が……!!

 聖剣を手に入れた
 マナの胚を手に入れた


大樹の根元から力が吹き出し、上空へ新たな空間を生み出した!
その周りを飛び回る神獣たち


 →マナの村


モティ「マナの樹の上空に現れたあの異界の向こうに
    暴走するマナの力そのものが……マナのみどりごがいるのですね
ワッツ「こうなった以上はあそこに乗り込んで暴走を止めるしか手はねえな
モティ「マナの力 それ自体を敵に回して戦うということですか?
    そんなことが可能なんでしょうか……?
ワッツ「大丈夫だ、こっちには聖剣がある
    だろ? フリック
フリック「そのことなんだけど……

聖剣を取り出す


ワッツ「こ、これは……!?
    黒いつるが剣をおおっている……これがあの聖剣なのか?
モティ「そもそも 聖剣がマナそのものを相手にしてきばをむくなどと
    期待したのが間違いだったということですかね……
ワッツ「聖剣がワシらを見限ったというのか?
フリック「……
ワッツ「おもしれえ。上等じゃねえか!
    すべてをなくしてどん底まで落ちたとき そこから本当の勝負が始まるんだよ
    どうせやらなきゃ、この世界は溶けて、なくなっちまうんだ
    四の五の言ってる場合じゃねえ
    マナそのものを敵に回して戦ってやろうじゃねえか!
モティ「ワッツ……
フリック「大丈夫だよ、村長
     マナの女神はオレたちを見捨てたりしないさ オレたちは負けない!
モティ「しかし、聖剣がそんな状態では……
ティス「いいえ、モティさん。聖剣は単なる武器ではありません
    凶獣(きょうじゅう)になった神獣(しんじゅう)たちをもとの姿に戻したように
    すべてをあるべき姿に導く力が込められているんです
    私たちが この世界をあるべき姿に戻すために戦うのであれば
    聖剣はかならず私たちに力を貸してくれるはずです
フリック「ああ ティスの言う通りだ
     じゃあ、行きます……!



 次の目的
異界に乗り込んで暴走を止めよう
すべてをあるべき姿導くために


ポップ「いよいよ最後の戦いなんだね
    ボク、にいちゃんが勝つって信じてるから!

ワンダラー「正直なことを言うと はじめはすごく心配だったのにゃ
       でも今は フリックのことを心から頼りにしているにゃ
       フリックなら マナのみどりごに絶対勝てるにゃ

タンブル「いよいよ最後の戦いね
      女神のご加護があなたにありますように……
      こんなことしか言えなくてごめんね

ウンディーネ「聖剣は、かならずあんあたを勝利へ導いてくれる
        そのために女神様はあんたに聖剣をたくしたんだからね!
        しっかりたたかうんだよ!

ノーム「たくさんのしゅら場を切りぬけてきたお前のことじゃ
    今度の戦いも きっと勝てるさ
    しっかり戦ってくるんじゃぞ

ウィスプ「まさか、マナそのものを敵に回して戦うことになるなんて……
     でもきっと あなたなら勝てるわ
     聖剣の力を信じて……!

ピート「マナの王が倒れたとはいえ マナの暴走が止まったわけじゃない
    このままいけば世界のほう壊は時間の問題だ
    フリック 大変な戦いになると思うが 頼んだぞ



→→→ 言葉を越えた友情

アナグマ「いらっしゃいぐま
フリック「ねえ、メンバーが一人足りないんじゃない?
アナグマ「アイツなら ロリマーに情報収集に出かけているぐま
フリック「ああ、それで……
事務のアナグマ「ぐま! ぐまま、ぐーまま!
アナグマ「何? もう3日も連らくがないぐま?
事務のアナグマ「ぐーま、まぐぐ……
アナグマ「うーん そうかもしれないぐま……
フリック「何? 何ていってるの?
アナグマ「アイツはドジだから事故にでもあったんじゃないかって……
フリック「じ、事故?
アナグマ「……ちょっと心配になってきたぐま
     でも、これ以上人手を割くわけには……
     そうぐま! フリックに頼むぐま!
フリック「え?
アナグマ「ロリマーに行ってアイツが無事かどうかを調べてきてほしいぐま
     もちろんお礼はするぐま たのむぐま!

 →お安いご用だよ オレに任せて

ごめん。力になりたいけど 今はちょっと……


フリック「お安いご用だよ オレに任せて
アナグマ「さすがフリック 頼りになるぐま!
フリック「ロリマーに行ってるんだね?
アナグマ「そうぐま 氷の城に情報を集めに行ったぐま
フリック「わかった それじゃ、行ってくる!

 →氷の城
10面までクリア


なにかを見つけたフリック


フリック「これは……スコップ?
     ひょっとしたら アナグマの……!
     これがここにあるってことは もしかしてアナグマは……

あたりを見渡すが……


フリック「いない……
     やっぱり事故にあったのかな……
     ……

 スコップを手に入れた


フリック「いったん 村に戻って報告しよう……

 →マナの村


フリック「あ、あれっ?
アナグマ「ああ、フリック!
     ちょうど今、知らせに行こうと思ってたぐま
     アイツが帰ってきたぐま!
フリック「そ、そうみたいだね……
アナグマ「ついさっき フラッと戻ってきたぐま
     おい、こら! フリックにお礼とお詫びをしないか!
行方不明だったアナグマ「ぐま ぐーまぐま、まぐま
アナグマ「心配かけて もうしわけなかったと言ってるぐま
フリック「いや 無事ならそれでいいんだ……
     よかった……
アナグマ「氷の城で、命の次に大事なスコップをなくして
     連らくするのも忘れて探し回ってたらしいぐま
フリック「スコップ……?
     ひょっとして、これのこと?

スコップを差し出す


行方不明だったアナグマ「ぐまっ!
フリック「やっぱりそうか
     これを見つけたとき もしかして魔物に食われたのかと思って
     ドキッとしちゃったよ
行方不明だったアナグマ「ぐま……
フリック「はい、どうぞ もう二度と落としちゃダメだよ
行方不明だったアナグマ「ぐまぐま! ぐーまま!
アナグマ「フリックにお礼がしたいといってるぐま
行方不明だったアナグマ「コレ、あげル

 お礼にアナグマ語じてんをもらった
 お礼にキラキラした石をもらった


フリック「これは……アナグマ語の辞書?
     そうか、キミはこの辞書で人の言葉を勉強したんだね
行方不明だったアナグマ「アリがトウ、トモだち……
フリック「どういたしまして
     オレもアナグマ語を勉強するから 今度ゆっくり話をしようぜ
行方不明だったアナグマ「ウン!
フリック「それじゃ!

バルボに話しかける


バルボ「おう、フリック
フリック「ジェムについて新しい研究成果はあった?
バルボ「いや、とくに……
    ん? お前、その石……ちょっと見せてくれ
フリック「これ?
     アナグマにもらった石だけど……こてが何か?
バルボ「やっぱりそうだ! コイツは幻のせいれん石だ!
フリック「幻のせいれん石?
バルボ「ああ、コイツがあれば鉱石の純度を最高まで高められる!
    マナフレームをさらに拡張できるぜ!
フリック「ホントか?
バルボ「マナフレームを貸しな 拡張してやるぜ!

マナフレームを拡張……


バルボ「よーし、完成だ! コイツは最高のできばえだ
    これさえあれば お前、こわいモンなしだぜ!

 マナフレームを拡張してもらった


フリック「ありがとう、バルボ!
バルボ「絶対勝てよ、フリック!
フリック「ああ、任せてくれ!



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