いっそ、最初からひとりであれば、辛くなかったかもしれない。誰にも助けてもらえなければ、そんなものだと思いながら、死ねたかもしれない。
だけど、キズナはすでに人の優しさを知っていた。(中略)
だから。
キズナは、『孤独』を欠落した。
寂しいと思う心を削り、刀を抱きしめたまま、”傷”を負った。(P221-222)
三田誠『SCAR/EDGE 烙印よ、刃に囁け。』
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18・0122
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