おり重なる想い ガリークランへ。 死に瀕したる剣聖に 届けてほしいものがある。 ナザン廃坑にて待つ *** →ナザン廃坑 【おり重なる想い】 死の淵にいる剣聖に、届けてほしいものがあるという…。 *** ルッソ「…まだ来てないのかな、依頼主の人。 …依頼にあった、『死に瀕したる剣聖』って、やっぱり、あの…。 ゾンビのフリメルダさん、のことかな…? シド「…だろうな。 ルッソ「シド。オレ…よくわかんないんだけどさ、死んだ人って生き返れるのもなの? シド「いくつかの条件を満たせば、ありえない話じゃない。 なにせルッソ、おまえの世界と違って、ここには魔法があるからな。 おまえの知ってのとおり、レイズ、フェニックスの尾、ジャッジの契約だってそうだ。 基本的に生きる意志と、まともな体があれば、魔法は有効だ。 ルッソ「まともな…。 じゃあ、フリメルダさんは…。 シド「ゾンビ化の進ンだ体を、元に戻す術があるとは思えねぇな…。 ルッソ「なら、この依頼は…。 アデル「ちょっと、あそこ見て。なにか置かれてるわ。 モンスターもいるし、さっさと確認した方がよさそうよ。 勝利条件 置かれている物を調べよう! ロウの宣言 背後攻撃禁止 エンゲージスタート! →調べる ルッソ「これがなんなのか、確認してみよう。 →条件を満たした エンゲージクリア! *** シド「…こいつぁ驚いた。湿地の魔女の薬だぜ。 あの魔女の力なら、ひょっとするとひょっとするかもしれン。 アデル「でもそれって…並の代償じゃすまないはずよ!? しかも、こんなところに置きっ放しにして…。 そんないいかげんにあつかえるはずないわ。 ルッソ「とにかく、これを使えば…フリメルダさんを助けることができるんだよな! シド「かもしれン。 少なくとも、なにもしないより可能性はあるだろうな。 ルク・サーダルクとの一件以来、剣聖がどこへ行ったかわからねぇが…。 まぁ、あの体だからな。乾いた土地にでもいるンじゃねぇか? ルッソ「とにかく、この薬を持って、フリメルダさんのところに行こう! *** →クシリ砂漠 【おり重なる想い】 死の淵にいる剣聖に、届けてほしいものがあるという…。 *** シド「夜の砂漠は冷えるぜ。 これなら、あの人がいてもおかしくないンだが…。 ルッソ「シド、あれ…! モンスターに囲まれているロティスとルク・サーダルク! アデル「ちょっと…信じらんない! ルク・サーダルク! フリメルダさんを裏切った、あいつがいるわ! ルク・サーダルク「ち、ちがう! そんなんじゃないっ! あれから俺は、ずっとフリメルダを守ってきたんだ! 敵じゃあないっ!! ルッソ「どうだか! 勝利条件 フリメルダを守りながら、敵を倒せ! ロウの宣言 背後攻撃禁止 エンゲージスタート! ルク・サーダルク「信じてくれっ! 俺は敵じゃないんだっ! 俺は、同じゾンビにも受け入れられないフリメルダが…。 …このままだと、ひどい最期を迎えるかもしれんと思って、それからずっと…。 →条件を満たした エンゲージクリア! *** ロティス「ぉぉぉ…オ…ひ…。 ルッソ「まにあってよかった。この薬を使えば、きっとフリメルダさんも…。 ルク・サーダルク「薬!? まさか魔女の!? シド「なにか知っているのか? …経緯はわからンが、この薬を剣聖にと、差し出した人がいてな。 オレたちはその人の依頼で来たンだ。 ルク・サーダルク「い、いやっ、知らん! アデル「そんな人のこと、どうでもいいじゃない。 ルッソ、薬使って? うなづき、薬をロティスに使うと… 元の姿に戻った! フリメルダ「ありがとう、みなさん…。 きっと、きっと、元の姿に戻れると信じていました…。 こうしてその時を迎えると…なんだか信じられませんけど。 ルク・サーダルク「…おまえは変わらないな。 すべては俺のせいだ。好きなようにしてくれ。 フリメルダ「…私はこうして元に戻れた。 …。 それで充分です。 ルク・サーダルク「…なぜた! なぜなんだ!? どうしておまえたちはそんなに強い!? どんなにあがいても極められない二流の俺は、どうすればいいってんだ…! フリメルダ「…たち? …私は、私自身が極めたかどうかなんて、わかっていない。 でも、たとえまわりからどんなにこっけいに見えたとしても…。 私は私だから。その道を進むことを、そのことを信じているの。 それだけよ…。 ルク・サーダルク「そんなに単純なこと、なのか…? 俺は…俺を信じきれなかった。 そういうことなのか…。 …二度と、おまえの目の前には現れない…。 …。 立ち去るルク・サーダルク フリメルダ「みなさんには、どんなに言葉をつくしても感謝しきれません。 よろしければ、あなたたちのクランにご一緒させてもらえると嬉しいのですけど…。 ルッソ「シド! シド「あぁ。断る理由なンざ、これっぽっちもねぇさ。 喜ぶルッソ! 「フリメルダ」がクランのメンバーに加わりました。 |