眠れぬ森の美女

モーラベルラ近くの森で美しい女性がモンスターに囲まれていたんです。
助けなければと思いましたが、怖くて、気を失ってしまいました。
目覚めた時には、もう誰もいませんでした。
あの女性が無事だといいのですが…。


***

→モーラベルラの町


【眠れぬ森の美女】
女性がモンスターに囲まれていました。無事だといいのですが…。


***

ルッソ「アデル、あれ!

ヴィエラの女性が襲われている


アデル「ケガはない!? 今、助けに行くわ!

ラディリス「おぬしは…。いつか会いに行こうと思っておったが、
よもや向こうから会いにきてくれるとはな。手間がはぶけたわ。

ルッソ「モンスターから、ゆっくりはなれるんだ!

2匹のドラゴン、寝る


ラディリス「心配にはおよばぬ。こやつらはわしの言葉なら素直に従うのじゃ。

アデル「モンスターが人の言うことを聞く…? ウソでしょ?

ラディリス「それがわしの『力』でな。『優れし者』よ。

アデル「!!

ルッソ「アデル、こいつ…!

ラディリス「では、おぬしのことを試させてもらうとしようかのう。
ベルモットが認めたというその素養をな。

アデル「えっ、ちょっと…。

モンスターがあらわれた!


ラディリス「行くぞ!

勝利条件 ラディリスを倒せ!
ロウの宣言 ノックバック禁止


エンゲージスタート!


→ラディリスを倒した


ラディリス「ふむ…なかなかやるのう。

エンゲージクリア!


***

ラディリス「おぬしにこれをやろう。
これを使えば、おぬしもわしの持つ力を少し得ることができるはずじゃ。
アデル「あんたの力って…。モンスターに言うこと聞かせられるってこと?

ラディリス「魔獣に限らず、人や亜人も魅了できるはずじゃが、
おぬしはわしと違って内よりあふれ出る色気が足りないからのう。

アデル「おほほほほっ! この若さと健康美があればじゅーぶんよっ!

ルッソ「なにはりあってんだよ。

ラディリス「ふふっ。
技や経験はまだまだ足らねども、その元気が続く限りは大丈夫じゃな。

ラディリス、後ろを向く


ラディリス「わしとベルモットは、今まで何人もの『優れし者』を見てきた。
中には自分の力を受け入れることができず、つぶれてしまう者もいた。

アデル「ベルモットって…。やっぱり、あのおじいちゃんも『優れし者』だったのね。
もらった武器に強い力が宿ってたから、まさかと思ってたけど…。

ラディリス、こちらを向く


ラディリス「あやつの技、ちゃんと使いこなせているようじゃな。
その調子で、己の力とうまくつきあってゆくがよい。
さて、見るべき、語るべきはすべてすんだ。そろそろ行くとしよう。
さらばじゃ。

アデル「…あ、ありがとう。

ラディリス、去り際にこちらを向き

ラディリス「ま、がんばってわしのような魅力たっぷりのよい女になるのだな。

アデル「おほほほほっ! あんた以上になってみせるから安心しなさいよねっ!

ルッソ「どうだかなぁ。

ラディリス、去る


 
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