生きる道

ガリークランの者へ。
死の淵よりよみがえりし剣聖に、一対一の決闘を申し込む。
北の遺跡に来られたし。。


***

→デルガンチュア遺跡


【生きる道】
フリメルダに、一対一の決闘が申し込まれた。


***

ルッソ「あ…ソードキングの時の!

ギィ「小僧、礼を言っておこう。
俺の名はギィ・イェルギィ。剣の道を究めんとする剣士だ。
このときを待っていたぞ、剣聖!

フリメルダ「ギィ・イェルギィ…。
私、あなたと戦う気はありません。

ギィ「なぜだ? まだ回復しきっていないのか?

フリメルダ「いいえ。調子は悪くありません。ですが…。
ゾンビの治療薬をくださった方に、刃は向けられませんから。

ギィ「…ルク・サーダルクがしゃべったのか!?

フリメルダ「いいえ、違います。あの人とは、もう関係ありません。
強いて言うなら、直感ですね。
ルッソから、私をさがしていた剣士のことを聞いていました。
ソードキングとの戦いで、礼の一言もなかったそうですね。
そんなあなたが、先ほど「礼を言おう」と口にしたのはなぜかしらって…。

ルッソ「それだけで? カマかけたの!?

フリメルダ「ふふ。
でも、ギィさんの目を見たら、そんな気が…全部つながった気がしたの。

ギィ「ならば…。
ならば俺に引けぬ理由があることもおしはかれ!

 フリメルダ「…ホントに…そうですね。嬉しくて、考えがいたりませんでした。
みんなゴメンなさい。
彼と戦わせてください。

うなづき、立ち去るルッソたち


勝利条件 すべての敵を倒せ!
ロウの宣言 ダメージ20↓禁止

エンゲージスタート!


→ギィに一定量ダメージを与える


ギィ「強い…!
これならば、本気を出せる…!

→条件を満たした


エンゲージクリア!


***

ギィ「さすがは剣聖。見事だ…。
さて…もう体が持ちそうもないらしい。死に場所をさがすとしよう。

去っていこうとするギィ


ルッソ「待ってよ! 負けたからって死ぬことないじゃないか!
クランに入りなよ! ジャッジに誓えばケガしても死なずに…。

アデル「ルッソ。
その人、きっと、魔女の薬の代償を寿命で支払ったんだわ。
もう…時間がないのよ。

シド「…いくらジャッジの誓約でも、寿命そのものは延ばせねぇ。

ギィ「…小僧、なにを驚くことがある?
俺のやっていることは、おまえとたいして変わらない。
おまえの言葉をもとに剣聖のことを調べているおり、おまえの話も耳にした。
…ここではない別の世界へ帰るために、あちこちをかけ回っている、とな。
誰も信じちゃいなかったし、俺もそんな話は信じられん。
ときおり遠くから見かけたおまえは、実に楽しげだった。
見ていて腹が立つくらいに、な。

ルッソ「…?

ギィ「だが、おまえは別の世界とやらに帰るのだろう?
今がどれほど楽しかろうと。

ルッソ「…!

ギィ「俺もそうだ。強気を求め、剣聖と剣を交えることこそが望みだった。
俺のいたクランが、賊に襲われ壊滅しかけた時…、俺を救ってくれた、あの強き剣と。

フリメルダ「…私が、盗賊に襲われたクランを…?
…。
思い出しました…。
グラスの町が正体不明の賊に襲われたとき、
町を守ったクランにたしかに、あなたもいました。

ギィ「ユトランド中の弱き存在を助けてまわっていたからな。
覚えていなくて、当然だ。

フリメルダ「もう忘れません…。絶対に。
ありがとう…。

ギィ「ふふ。なんだか、おもはゆいな。
俺の生きた道が、これほどに輝いてみえるとは思ってもみなかった…。
…しゃべりすぎたな。少々、舞い上がっているのかもしれん。
そろそろ行くとしよう。

立ち去ろうとするギィ


フリメルダ「ギィさん…。

ギィ「…しゃべりすぎたついでに言わせてくれ。
剣を合わせているときに気がついた。
あなたの瞳は強き剣と同じくらい美しく輝いているんだな。
…さらばだ…!

立ち去るギィ


 
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