勝利条件 ヌーキアを倒せ! ロウの宣言 スペシャル禁止 【深淵の穴】 エンゲージスタート! ルッソ「ん…? なんだろう、あれ。紫色に光ってる…。 なにかのしかけ…かな? もしかしたら、魔物を封じるのに使えるかも…。 →条件を満たした 雄叫びをあげ、ヌーキアが去っていく… エンゲージクリア! *** ラザフォードが現れた ラザフォード「おお、よかった…。みんな無事のようだな。 アデル「このマンシンソウイの状態を見て、よく言えるわね。 ルッソ「ここは…どこですか? オレ、何回か夢でこの場所を見たんです。ずっと気になってて…。 それからオレ、あの手帳を…。 ラザフォード「話は後でゆったりと聞こう。まずは、ここから出ることだ。 ルッソ「どうすればいいんですか? ラザフォード「ここより東に大きなクリスタル――――、ゲートクリスタルがあるはずだ。 それにふれれば、こちらへ戻ってこられる。 もう身にしみていると思うが、この地は普通ではない。あまり長居はしないことだ。 私はゲートを出た先で待っているよ。 消えるラザフォード アデル「言われなくても、長居はゴメンよ! シド「じゃあ、行くとするか。 *** ゲートクリスタルのあるところに来た一行 ルッソ「こいつみたいだな。 さわるよ。いい? うなづくふたり ゲートクリスタルにさわると… ラザフォードの館へテレポートした! ラザフォード「――――私の想像以上に、いろいろなことがあったようだな。 ルッソ「はい。 *** シド「こいつがジャッジの元とはね。 そりゃ、強い魔力があるワケだぜ。 ラザフォード「だが、そう簡単に使える魔石ではない。 強い石を使うためには、それ相応の代償が必要となるはずだ。 ましてやこれは、強引に還元させた魔石。 空になるまで石の魔力を放出させたのであれば、術者も数日は魔力を失っただろう。 シド「そんなリスクをおかしてまで、ベルトリ男爵を…? 男爵はいったいなにしたってンだ。 …まあいい。石の正体がわかっただけでよしとしよう。 オレの話は終わりだ。さ、あの場所のことを教えてくれ。 ラザフォード「さて…どこから話したものか。 きみたちがいたのは『ヤクト・ゼレイア』。 この世界に点在するミストの不安定な地――――、『ヤクト』のひとつだ。 アデル「ヤクト・ゼレイア? なんかどっかで…。 ああ、そっか、『禁域ゼレイア』! ハンターや空賊の間じゃそれなりに有名な秘境よ。 なんでも、手にすれば世界を支配できるっていう伝説の財宝があるとか。 ラザフォード「…そう。かの地には強大な力が眠っている。 きみたちも見ただろう。あの穴と、穴より出た魔物を。 ルッソ「…。 ラザフォード「ヤクトには、しばしばあのような異界へ通じる穴が開く。 そしてそれらの穴は、時に偉大な、時に邪悪なモノをこの世界へ呼び寄せる。 ゼレイアを不毛の地と化し、大陸より切り離したのも、穴の力に起因している。 穴が完全に開いた例はないが、そうなれば、世界に及ぼす影響は少なくないだろう。 穴の存在を知る魔道士たちはその力を危険視し、穴をふさぐための呪文を作りあげた。 これが、その魔道書だ。 ラザフォードが取り出したのは… ルッソ「オレの手帳…? でも、あの人に切られて…。 ラザフォード「『封穴のグリモア』。この手帳の本当の名前だ。 シド「…謎がとけたぜ。イルーアが手に入れようとしてる力の正体もな。 あいつは穴から出る力を利用しようとしてるンだ。 ベルトリ男爵は穴のことを知ってたンだろう。それでおそわれた。 オレたちを誘い出したのは白銀の魔石がらみだろうが、 ルッソの持つ手帳が穴をふさぐものとさとって、消しにかかった。 ラザフォード「あるいはそうかもしれない。 だが、この手帳は刃や炎で失われるようなものではない。 とても強い力で守られているからだ。 その力の源は…ルッソ、きみだ。 ルッソ「オレ? ラザフォード「そう。手帳につづられている言葉。 きみの生きた証が手帳を守っているのだ。 きみと手帳が作り出す力は、きみが考えている以上に大きなものなのだよ。 ルッソ「そんな…。穴をふさぐ魔道書って…。 オレ、どうすればいいんですか? オレがちゃんとやらなきゃ、あの穴が開くかもしれないんでしょ? そしたら、この世界がどうにかなっちゃうかもしれない。 元の世界に帰れないっていうなら、オレひとりの話ですむけど、 そうじゃないなんて、オレ…。 ラザフォード「よけいなことは考えず、きみは今までどおり手帳をうめていけばいい。 大丈夫、きみはグリモアが必要とするものを持っている。 現に、きみはグリモアを刃から守っただろう? ルッソ「…。 ラザフォード「自分の思うまま、やりたいことをやり、会いたい人に会いなさい。 それらがすべて魔力の源となる。 ルッソ「それで…それでオレ、ちゃんと終わらせることができるのかな。 ラザフォード「時が来れば、きみは必ず手帳に終わりの言葉を記し、 この世界での物語に幕をひくだろう。 なぜなら、きみは忘れていないはずだ。 きみにはもうひとつの、まだ見果てぬ世界があることを。 ルッソ「元の、世界…。 ラザフォード「グリモアは、きみの生きる力を選んだ。 だから…、きみはきみらしく生きなさい。 ルッソ「…はい。 手帳を受け取った ルッソ「町へ戻ろう。パブでクエスト情報チェックしなくっちゃ。 カミュジャのことも、気になるし。 ありがとう、ラザフォードさん。 ラザフォードの館を出ていく一行 しかし、アデルだけ戻ってきて… アデル「あのさ、その…、あたし…。 日記に一行追加 *** →どこかの町 *** →パブ なにやら落ち着かない様子のハーディ ハーディ「クポ…クポ…。 ルッソがやってきた ルッソ「ハーディ、なにやってんの? ハーディ「ルッソ! いや、えと…。クポポ…。 実はその…モグ、ちょっとやってみたいクエストがあるのクポ。 ルッソ「どんなクエスト? ハーディ「ゴーグの町でのサルベージ作業クポ。 ルッソ「サルベージ?? ハーディ「サルベージって言っても、船を引き上げるわけじゃないクポ。 ゴーグの地下にある、むかーしむかしの機械とかを調査するのクポ。 ゴーグはモーグリの町クポ。機工学がさかんで、モーグリの機工士がいっぱいいるクポ。 あそこには、いつ作られたかわかんない、へんてこな機械がいーっぱいあるクポ。 地下坑道に放置されてるのクポ。 中には失われた技術が使われているものもあるから、 年に何回か地下道を調査するのクポ。 ルッソ「へぇっ、おもしろそうじゃんか! ハーディ「モグ、なんか新しい楽器をさがしたいのクポ。 ルッソの曲に、アクセントを入れたいのクポ。 ゴーグの地下になら、今まで見たことないような楽器があるかもしれないクポ。 ルッソ「んじゃ、やろう! モーグリの町ならではのものを見られるチャンスっぽいもん。 逃すワケにはいかないよなっ。 オレ、シドに話してくる。 他に用事がなかったら、サルベージ、引き受けちゃおう! ハーディ「クポ。 |