セレモニー ついに望みがかなう日がきたわ。 あとは、最後の仕上げだけ。 あなたたちも祝ってくれるわよね? 遺跡で待っているわ。 イルーア *** →デルガンチュア遺跡 【セレモニー】 イルーアから誘いを受けた。いったいなにが始まるのだろうか…。 *** シド「ずいぶン陰気くせえ場所でのセレモニーだな。 イルーア「それでもあなたたちならちゃんと来ると思ったわ。 アデル「で、なんのお祝いするわけ? イルーア「完成記念よ、お嬢さん。 私の物語――――グリモアのね。 書をしめくくるためになにをすればいいのか考えてみたわ。 そしてたどりついた結論は障害となる敵を倒すこと。英雄物語の王道でしょう。 シド「で、宿敵を倒した英雄は、王様になって国をおさめるのか? イルーア「そうよ。それが私の歩むべき道、私の望み。 あなたたちは私の物語をもりあげてくれればいいのよ。 主人公はふたりもいらないわ。物語はひとつでいい。 ルッソ「もし、どっちかが物語を捨てなきゃいけないとしても、 オレ、最後まであきらめない。 だって、オレの手帳に書かれているのは、オレだけの物語じゃなくて、 みんなで作ってきたものだからっ。 そう簡単に捨てられるもんかよ! イルーア「さあ、始めましょう? もう物語は動いているのよ。 イルーアの仲間が現れた 勝利条件 イルーアを倒せ! ロウの宣言 男性愛護 エンゲージスタート! イルーア「イシュミ・エイ・ヤーム・ビル…。 大いなる英知のもとに命ずる。その忌まわしき束縛を断て! イルーアが魔法を使った! ジャッジを封じようとするが…打ち破った! イルーア「私の術をやぶった…!? ルッソ「エゼルのカード! ジャッジを守ってくれたのか! よかった。これでもう、勝手にジャッジを消される心配はないぞ! →条件を満たした イルーア「…。 エンゲージクリア! *** シド「…。 イルーア「ククッ…甘いわね、シド。 シド「その体でなにができる? イルーア「私には『力』がある。忘れたの…? イルーアが力を使った! アデル「ちょっ…なによっ!? イルーア「ファルオス・ケオス、デ・バンダ・ゾーダ、ラムド・フェエリオ…。 我は時の神ゾマーラと契約せし者、悠久の時を経てここに時空を超えよ。 我にその門を開け。デジョン!! イルーアが呪文を唱え…魔法陣が現れ画面がホワイトアウト! …ミストで立ちこめた場所にとばされた… シド「ヤクト…。禁域ゼレイアか。 イルーアの奴、強引に穴の力を使う気か? ルッソ「とにかく、あんまりゆっくりしてらんないよ。行こう! 立ち去るルッソとシド 急に立ち止まるアデル ハーディ「アデル、どうしたクポ? ハーディ「…。 ハーディ「クポ、泣いてるのクポ? どこか痛いのクポ? 今、ルッソたちを呼ぶクポ! アデル「待って。あたしなら、平気だから。大丈夫。 だから、あのふたりには知らせないで。 ハーディ「本当に、呼ばなくていいクポ? アデル「うん、ごめん。全然なんでもないの。 あの女と対決して、それが終わったら、あいつ、帰っちゃうんだなって思ったら、 なんだか急に泣けてきちゃった。あはは、なんなんだろ。 ハーディ「クポ…。 アデル「やだ、ほんと、なんなんだろ…。 ルッソ「おーい、なにやってんだよ! アデル「今行くわよ! ハーディとうなずきあい、ルッソを追う… *** →禁域ゼレイア(光を求める虫) *** ルッソ「ラザフォードさん。 ラザフォード「事情はだいたいわかっているよ。 …ルッソ。このゲートクリスタルは常に開いておく。 必要に応じて、こちら側と禁域を行き来するといい。 ラザフォードがゲートクリスタルを使って移動した ルッソ「シド、えっと…。 シド「ハハッ。受けっぱなしのクエストでも思い出したか? 気にすンな。イルーアなら少しくらい待たせてたってかまわねぇよ。 ルッソ「うん。 ゲートクリスタルで移動するルッソたち →ラザフォードの家の地下 ラザフォード「おかえり、ルッソ。 ミストが濃くなっているのを感じたよ。誰かが穴の力を使おうとしているのだね。 ルッソ「でも、穴は絶対オレが閉じてみせるから。 その前に、ちょっとだけ…。 ラザフォード「私がなんと言ったか忘れてしまったのかな? きみはきみの思うままに進んでいけばいいのだよ。 ルッソ「はい。 ラザフォード「禁域へ行きたい時は、いつでもここへ来なさい。 |