3人組
僕のいるこの世界は、あの日夢見たような、すてきで、すばらしい世界ではなかった。
世界は無慈悲で、不条理だ。ちっともやさしくなんかない。
だけど、彼だけは。彼のそばだけは、世界はやわらかな光に満ちていて、慈愛に満たされている。
そんな君のそばにいることが、僕は幸福だったんだ。
――君の信じた幸せはいつの日か叶ったものなのだろうか
――誰か、この俺に、救いをください
絵ログ
>>episode 1:
―きみはなんというのだろうか。この世界が終ったということを
short episodes:
星の想い
―うさぎは星の夢を見、少年は宇宙の想いを知る。
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ルーヴ
17歳 男
職:学生 兼 武術教室の先生。
好:粉もん。フランスパン。
夢:僧兵。
備:左肩のものはフィルからもらった親友の証。
> 服装設定
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フィル
16歳 男
職:みならい牧師。
好:甘いもの。
夢:立派な聖職者になること。
備:右肩のものは父の遺品。孤児。
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ティニ
17歳 男
職:求道者。
好:カレー。
夢:神への核心となるものを探し出すこと。
備:父とともに街から出て旅をしている。眼鏡。
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イッキ
7歳 男
ルーヴの主催する(?)武術教室の生徒。ルーヴとフィルが大好き。
ルーヴを「せんせ」と呼ぶ。
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ネスカ
7歳 女
イッキの幼馴染で、ルーヴの武術教室の生徒。
大人ぶってイッキよりお姉さんのようにふるまう。
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聖職者。
それは、神に身を捧げたもののこと。
それは、神へ身を預けたもののこと。
それは、神を信じ、神を尊ぶもののこと。
それは、身を滅ぼすほどに、神を尊ぶもののこと。
一人の少年が聖職者の少年と出会うことから始まる、破滅の物語。
キーワード
神
フィルが信奉する”神”。
街の中心部から離れたところに教会はある。
街
3人組が住む”街”。
石畳の街路があり、街灯がともる。
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